社員紹介
社員紹介INTERVIEW
株式会社新来島サノヤス造船
製造部 製造課
2015年度入社 航空宇宙海洋系専攻 卒
サノヤスを志望した動機や入社を決めた理由
大学時代の恩師から推薦がありました。諸先輩方がたくさん活躍していること、社会人になり成長していく姿がよく感じ取れること、何より人を大事にしている会社だと説明を受けました。
実際に採用担当者や社員の方との面談、工場見学を通してサノヤスの良さが非常によく感じ取ることができ入社を決めました。
仕事内容
新造船ブロック製作、LPGカーゴシステム、その他鉄構造物の製作に関する、生産技術、工程管理などに携わってきました。新入社員の時には3ヶ月のローテンション研修があり当社のマザー工場である水島製造所にて造船についてより深く学びました。またLPG関連では他の造船所での出張工事や乗組員に対する荷役機器取扱説明、国内外のターミナルでの初荷役への検査、立会に従事してきました。
私の所属する部署における仕事は幅広いですが、私が行っているのは人と人を取り持つ仕事だと考えています。造船業のように規模の大きな物を造っていく中では多くの人と連携して仕事を進めていく必要があります。皆その道のプロでありプロ同士が仕事進めていく上では意見の調整が必要不可欠です。その中で私は周囲の人間とのコミュニケーションを大切に、確りとした技術的目線で物事を見極めて仕事を進めていきます。
仕事のエピソード
当社は他社にくらべ若い社員が多いと思います。また比較的早い段階で重要な業務を任される事もあると感じますが、どうしても失敗や精神的、肉体的に辛い時が少なからず訪れます。しかしそういった場合に必ず誰かが助けてくれます。それは上司、同僚は勿論のこと、他部署や協力会社の方々、時には取引先の方々もです。諦めずにひたむきに取り組んでいれば必ず救いの手が差し伸べられる環境は当社の誇るべき文化だと思います。
この仕事をしていて、「本当によかった、充実しているな」と感じるとき
本当にたくさんの経験を積ませてもらえる仕事、職場と感じています。新造船ブロック、LPGカーゴシステム、浮体構造物など幅広く経験、勉強ができました。
LPG船の初荷役の為に南アフリカ共和国に行きましたが、現地の港から自分が携わったカーゴシステムが搭載された船を見たときは非常に感動しました。とても小さい範囲ではありますが国際貿易の一端を携わっているという事が感じ取れた時です。
仕事上で心がけていること、大切にしていること
「理論」と「経験」のバランスを常に気にしています。製造現場において経験は非常に有益なものであり、簡単には手に入らない財産です。経験は造船の現場では重要視されていて私もより多くの経験を積めるよう仕事に臨んでいます。しかしその経験は時に正しくないことがあります。誤った経験を基にした行動は長く用いられていればいるほど現場には浸透していてそれらを改善することは非常に困難です。しかし私たちエンジニアは正しい理論をモノ造りの現場に適応し製造業を支え、発展させ続けていく事が責務であり日々の業務に取り組んでいます。
入社当初を振り返った時、「成長したな」と感じるとき
現場で作業する人たちの会話がスムーズに理解できたときです。入社したての頃はわからない事、聞いたことの無い単語で溢れかえっており言われた事を理解するのも一苦労でした。しかし仕事を覚えるとともに話の内容もわかりスムーズなコミュニケーションが取れるようになりました。どんな仕事にも言えることですが、コミュニケーションは非常に大事で普段の会話も重要ですが、私たち技術職にとっては専門用語が飛び交う会話も大切なコミュニケーションの一つです。
今後の「なりたい自分・将来像、または実現したい夢」
船を造るには1人の力では限界があります。非常に多くの人達が協力していく必要があります。私は多数の人達と切削琢磨し周囲の人間へ良い影響を与え続けられ、当社の社是である「まごころこめて生きた船を造る」人財になりたいと考えています。
一日の流れ
8:00 | 現場巡回 |
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9:00 | 工程進捗具合を確認 |
工程変更の検討 | |
12:00 | 昼食 |
13:00 | ミーティング、現場巡回 |
現場での問題点を協議(前後工程部署、設計) | |
溶接施工法、工作法の改善案を検討 | |
17:00 | 帰宅 |