Sanoyas

社員紹介

修繕船営業部

株式会社新来島サノヤス造船

修繕船営業部

2017年度入社 法学部 卒

サノヤスを志望した動機や入社を決めた理由

メーカー勤務を志していた私にとって、船という様々な技術を駆使して完成するスケールの大きな製品に携われる、という点が造船業の持つ最大の魅力でした。また当社は選考前の説明会当時から学生一人一人との会話を大事にしてくれる印象がありました。現在は風通しの良い職場でやりがいのある仕事に取り組めており、当時感じた印象に間違いはなかったと感じています。

修繕船営業部2

仕事内容

入社当時は新規契約の営業を行う部署で、建造中の船や完成した船に関わる当社-船主間の窓口にあたる業務を担当しました。現在は当社が展開する2事業の営業を兼任しています。1つ目は船の修理や検査ドック(自動車でいう車検のようなもの)を行う事業、2つ目はフェリー、作業船等の特殊な船の新規契約や、船に搭載するエンジンシステムの販売を行う事業です。どちらの業務でも受注から工事立会い、完工後のケアと、1案件を初めから終わりまで担当しています。同じ営業職でも船が変われば仕事内容はがらりと変わるため、毎案件ごとに気が引き締まる思いは入社当初から今も変わりません。

仕事のエピソード

仕事で初めて失敗をした時、当時の上司に「大きな失敗ほど後で笑い話になる。その代わり将来失敗を笑い飛ばすためには今自分で責任を持ってフォローしなさい」と言われたことです。仕事での失敗や苦労は避けては通れませんが、この一言のおかげで「自分の仕事に責任を持つ」「困難にもとりあえずぶつかってみる」という気概を持てた気がします。

営業部は当社とお客様双方の声が集約する部署です。特に担当案件は自身にその声が集中するため、仕事の進め方に迷うことがあります。「お客様のニーズに沿うこと」と「会社の業績に貢献すること」、そのどちらか一方を選ぶというのではなく、当社とお客様双方にとってプラスになる選択に頭を悩ませる時、最も仕事の大変さを感じます。

この仕事をしていて、「本当によかった、充実しているな」と感じるとき

修繕船営業部3

当社では若手のうちから大きな仕事を任せてもらえるため、若手層の私でも自ら案件の方針を定め、それに沿って仕事を進められる機会が数多くあります。

与えられた裁量の分だけ苦労もありますが、自身で悩み、選択した行動が良い結果を生んだ時には大きな達成感を得ることができ、この気持ちが次の案件のモチベーションに繋がっていると感じます。

仕事上で心がけていること、大切にしていること

どんな仕事でも機械的に指示通り動くのではなく、「自分ならどうするか」を常に考えながら取り組むことです。まだまだ若手社員のため自分の想定通りに仕事が運ばないことや自分の意向が社内で通らないこともありますが、この意識が、将来仕事の上で自分が決断すべき立場に立った時に焦らず適切な判断を下すための準備になると考えています。

入社当初を振り返った時、「成長したな」と感じるとき

文系卒のため、入社当時は船に関する知識は皆無でしたが、営業としてお客様との窓口になる以上少なくとも情報交換ができるだけの知識は当然必要になります。今でも知識の少なさは常に痛感してはいますが、お客様からの技術的な質問に自分の知識だけで対応できた時は「少しは成長したかな」と胸を張れる瞬間です。

今後の「なりたい自分・将来像、または実現したい夢」

営業は各個人の性格が特に色濃く仕事に反映される職種だと考えています。先輩方を見ているとその人にしかできない仕事があるのだと強く感じます。私はまだ半人前意識が強く、先輩方の仕事の進め方を参考にすることが多いですが、いずれは仕事の進め方やお客様とのやり取りの中で自身の色を出し、自分にしかできない仕事と胸を張って言える取り組み方をしたいと考えています。

DAYS

一日の流れ

8:30 ミーティング
9:00 事務処理
お客様訪問
12:00 昼食
13:00 担当船の工事立ち会い
部内会議等
17:30 帰宅

サノヤスを志望される学生のみなさんへメッセージ

船はたくさんの人の協力によって完成するとても大きな製品です。そのため、力を合わせて良いモノを作ることがメーカーの醍醐味だとすると、造船業界で味わえるその歓びや達成感の大きさは他のどの製品にも負けないという自負があります。また、当社の魅力は若手のうちからプロジェクトに参加できる場があり、また参加しやすい雰囲気で満たされている点だと考えています。各人が自らの使命を模索し、その協力の先に途方もなく大きな製品が完成する、という点に魅力を感じる人にこそフィットする会社だと感じます。